GUITAR TONE 1000

GTフリーク

発売六年後のGT-1000 RECORDING LINE/PHONESでのAIRDアンプとスピーカーシミュレーション

人類はGT-1000発売から既に六年の月日が経ち、未だに新しいGTが出ないまま日々を過ごすことになりました。

六年前の四月、GT-1000登場の頃はアンプシミュの新しい技術A・I・R・Dはどうなんだ!AD/DAが32bitの音質はどうなんだ!そんな懐かしい記憶が蘇ります。GT-1000単体によるAIRDアンプでの録音やLINE/PHONESの音の傾向や設定を今現在の知識でもう一度確認してGT-1000をおさらいしましょう!

 

しかし六年も歳月が経ってしまいますと、老化に拍車がかかり高音の聴こえも衰えたり、耳障りな音が嫌いなる年頃になってきました。

が、まだまだ夢中にGT-1000で音を出せる!エレキギターの音大好き!という体で活きて、生きて、行きましょう。

 

六年前アンプモデルの種類がだいぶ絞られて驚きましたが、現在ではBOSSオリジナルアンプは全部使えます、マジで全部使えます、本当に凄いです。

どうしてこんなに使えるのか、結局のところ世の中に存在しているアンプの何かに似ていると言うのか、有名なMODされたアンプの音がすると言いますか、とても良く作られて本当に「ああこのAIRDアンプはBOSSエンジニアが、あのアンプにインスピレーションを受けたのだろうな」と感じ取れます。

簡単な例を挙げると、MAXIMUMなんかは私が所有するギターで音作りするとBE-100に近い音が出ます。他のマルチではJCM800のTS MODという名であったりと、そういうモディファイが施されてこういう音になったのか~と、無知ながら博識気分が味わえるって寸法です。

まあなんか適当に鳴らしてみた後に、Youtubeでそれらしいアンプの音を聴いてみたりすると、たまにおおこりゃ似てるぞ?!これが元ネタかぁー、となったりするだけなんですけどね!デュフフ!

X-HIGAINなんかは6505に似ている物があったりしました、ということは5150として使ってますので、そりゃ今後で追加はされませんなと。しかし去年出たIR-2なんかにはSLDNがあったりするんですよね。

正直よくわからないところもありますが、すごくキャラクターが立って、良い音で使えるんで今でも最高!となります。

まあ六年経っても新型は出ない感ありましたわな!がはは!

 

続きましてスピーカーシミュレーター周りの設定ですね、既に気に入った音の出るIRを使ってビシバシと活用されている方も多いのではと思います。GT-1000備え付けのキャビネットシミュレーターでも最高に良い音が出る!と言いますか、やっぱり私はこいつを使うのが一番好きですね。しかし設定を詰めないことには、如何せんなかなか目的の音には辿り着けません。スピーカーの種類、マイクの種類と設定、これを自分の好みに設定できるようになると、びっくりするほど良い音になります。手ごわいですけどかなり耳や知識が養われますぜ~。

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まあこちらのBOSS公式動画を見て頂いた方が、私が説明するよりも解りやすいので、23:30あたりの所を見ていただくと良いですね。ディバイダ―でメインとサブのスピーカーシミュレーターを並列にし、異なるマイクをミックスさせるところはかなり重要です。

宅録だけでなく、ヘッドホンやスタジオモニターを使っての音で、とても良い音で演奏や練習ができるようになりますので、やってみる価値はありますぜ。

 

こういう直列にする方法もあるみたいですね、同じマイクやキャビ同士でもこうすると結構音量が上がり、低音が強くなって迫力が上がるのですが、中域の音がごっそりと無くなった感じがします。ミキシングされた音みたいで、まあそれはそれで良いんじゃないかと思いますが、使わないな~という感じです。

まあマイクミックスしたところでパライコは必須になってます、出すとこ出して切るとこ切る、よくわからない場合はマスタリングFXのナチュラルを何もせずしれっと掛けるだけでも良いですね、いやこれが結構マジで良いです。

 

ここまでは音作りのほんの一部で、まだまだ方法はたくさんありそうです。さらに音に奥行きや空気感を足せる事も可能だとのことです。あとは自分自身の発想や挑戦に掛かっているのです、何もしないと何もしないなりの音しか出ない。んですけど、やっぱりギターにピックアップも重要です。

 

思えばわたくしはこういうことが出来るようになったのはGT-100からですね、やろうと思えばGT-8でもできるらしいです。

ん?そういえば初マルチにGT-8買ったが、もう何年前田さんだ?

 

GT-8の発売日2004年12月11日…。