かーったくよお!久しぶりに今年の一月に公開された、GT-1000のアップデートの事でもうんちく垂れてやるかな!…と本当は粋ってみたかったのですが、随分研究に時間を使いましてこの有様でございます。
しかしそんな舐めた態度とは裏腹に、とても濃密なアップデートでありました。主に宅録する者にとってはまたGT-1000伝説が始まったか!いや、ここからがまたGT-1000伝説の始まりか!という内容。
今までの私の個人的な音がまた塗り替わり、購入四年目突入も今が最高潮!ほんと買って良かったねGT-1000様!がはは!
三月末に発売されたBOSSの新しいマルチエフェクターGX-100も、なかなか自由度があってうらやましいDEATH ZO-。
OUTPUT SELECTのRECORDINGで、新しいスピーカーシミュレーターが追加されました。なんでも臨場感のあるIRがベースになってるという事で、4x12群のキャビネットを光の速さで試したりしました。
2~5、上から1960B、RECTO、PPC412、Ubercab、ということで使ってみると、1960Bはヒューヒューのキャピキャピですね、なかなか音の存在感はありますねぇ。これがG12-T75スピーカーユニットの音キャラクターなのでしょう。
PPCとRECTOのスピーカーユニットはV30のおかげかMID SCOOPしてますけど、RECTOの方が低音タイトな印象、どちらもええ雰囲気ですね~。
UbercabのスピーカーユニットはG12M Greenbackという、V30とG12-T75のクロスマウントではないんですけど、とてもハイミッドに突き抜けて硬い低音が良い具合です。
キャビシミュと来たら、音作りにとても大事な大事なマイクシミュレーターでございます。Ver.3.20でリボンマイクR-121のRBN121と、そのRBN121とDYN57をミキシングしたBLENDのA、B、Cが選べるようになりました。
へえ~、GTのマイクシミュでリボンマイクは史上初ですねえ~。RBN121単体の音の印象としては、結構低音に寄っていますがやさしい音質で、キャビネットの箱鳴り等がまた深く聴ける感じがとても気持ち良いです。
そしてRBN121とDYN57をブレンドさせたBLENDのAからCは、57でさらに音の芯とアタック感を付加させる比率を決めるという感じですね。
最後にマスタリングFXです、スピーカーシミュレーターの後段に配置してこいつを使えば、あらま簡単に音がクッキリして音圧アップ間違い無しよ!という触れ込みがパラメーターガイドに載ってる訳です。
まったくホンマか否とFXをONにするだけでマジで掛かります。特にこのMIXER COMPが一番がっつりと低音は削ぐは、出すとこ出すわでびっくりしました。
マスタリング統合エフェクトと銘打っておりますので、きっと私がパライコ4つ使ったところで勝てないだろうと思いますが、俺の好みじゃないね!と負け惜しみしてます。
そんなこんなでVer.3.20のアップデートでありましたが、発売四年でもまだ下手なギターを夢中にさせてくれるGT-1000が有難い存在です。
もう四年かぁ…最近就寝時たまに尿意で目覚めるし、おっさんからじいさんへと確実に向かってやがるぜ、ヘヘッ!!